ウガンダに希望を

ウガンダもパンデミックに襲われました。ある地域は特に酷い状態でした。ウガンダのキワニアンは協力し合い、支援が必要な家族に手を差し伸べました。  

2020年に新型コロナウイルスがウガンダを襲いました。ワキソ・キワニスクラブは、ワキソ付近の村々に食料と生活必需品を配布しました。しかし、それだけでは不十分だという事もわかっていました。多くの店が閉店を余儀なくされました。公共交通機関も閉鎖しました。子ども達の親は職を失い、入院する親もたくさんいました。

「ワキソ・キワニスクラブは、自分の国の子ども達を助ける必要性を感じていました。しかし、自分達だけではどうにもできませんでした。」と、カンパラ市のナカワ・キワニスクラブの会長であるアルバートクック・イシンゴマは言います。「ウガンダの色々な地域にキワニスを広げるために、ワキソ・クラブの次期会長として、ナカワ・キワニスクラブ設立の指揮を執ることを求められました。」

ウガンダのナカワ・キワニスクラブは2020年2月に設立されました。キワニス子ども基金からの資金援助により、クラブは、5月になる前に奉仕活動を始めていました。以下、年末までに完遂したプロジェクトのいくつかを挙げます。

  • 2020年キワニス・ワンデーを称える一環として、クラブは新会員5名の入会とコミュニティへのデビューを果たしました。会員はナガル病院の産科病棟を訪れました。ここは女児のための児童養護施設であり、子どもと老人の家でもあります。会員は各施設訪問の際、生活必需品、食料などをたくさん寄付しました。
  • 8月、クラブはカンパラ最大のスラムに住む子ども達を訪れました。会員は生活必需品を寄付し、安全な環境の維持について子ども達を教育し、パンデミックにより孤児になった子ども達や夫を亡くした女性に会いに行きました。
  • 12月、クラブ会員はウガンダのジンジャにあるブドンド医療センターでイベントを開催しました。イベント中、コミュニティとキワニスのボランティアは、ブドンド血液バンクに血液を寄付し、ブドンド産科小児病院を支援しました。また、コミュニティは衛生管理及びヘルス・ケアの重要性について教育を受け、コロナ禍にある今は特に注意を払うように念を押されました。

ウガンダのナカワ・キワニスクラブには、一息つく様子は全くありません。パンデミックには決して負けません。

(敬称略)