エイミー・ジマーマンとカリン・チャーチの紹介

2023-24年度のキワニス子ども基金会長とキワニス青少年プログラム委員長が、現在と将来のリーダーシップについての洞察を共有します。

ジュリー・セイターによるインタビュー 

カリン・チャーチとエイミー・ジマーマンは、子どもの頃からリーダーとしての役割を志し、キワニス・サービス・リーダーシップ・プログラムを通じてリーダーとしての道を歩み始めました。現在、チャーチは2023-24年度キワニス青少年プログラム委員長を務め、ジマーマンは2023-24年度キワニス子ども基金会長を務めています。任期を始めるにあたり、有能なリーダーになり、今後もリーダーであり続けるための洞察を共有し、後を継ぐ人達にアドバイスを提供します。

キー・クラブ/CKIメンバーの頃、将来の目標は何でしたか。これまでのキャリアの中でリーダーとしての役割を果たしてきた自分を想像できましたか。

エイミー・ジマーマン:8年生(13~14歳)の時、私はアメリカ大統領と小学校の校長になりたいと先生に話したのを覚えています。私は若く、冒険心と野心家で、普段からリーダーシップの役割を担っていました。

高校時代、私はキー・クラブの会長になりたいと思っていました(なりました)。また、インスピレーションやモチベーションを与える講演者になりたいと思っていました。大学に進学するにあたって、私は CKIの副ガバナーになりたかったですし、(実際になりました)、陸上チームの一員になりたいと考えていました。陸上クラブの一員にはなりましたが、私が1年生の時は女子陸上チームがなかったので、男子チームに参加しました。その後、女子チームができたので、女子チームに加わりました。

カリン・チャーチ:正直に言うと、私が 10 年生で初めてキー・クラブに参加した時、2つ理由から参加しました。まず、私は運動も勉強も得意ではなかったので、キー・クラブは私に「居場所」を提供してくれました。1980 年代半ばには「包括性」という言葉は使われませんでしたが、まさに、包括的なものでした。2つ目は、私の父がキワニス・アドバイザーだった(現在も)ということです。下級生の頃、私には明確な目標はありませんでしたが、4年生になるまでに、法科大学院に進学して国会議事堂で働きたいと思うようになりました。

振り返ってみて、その年齢の自分にどんなアドバイスをしますか。

KC:チャンスに対してオープンであり、自分らしくありましょう。私の職歴は非常に多くの紆余曲折を経てきました。国会議事堂で働くというその計画は、ワシントンD.C.で一夏も持ちませんでした。そして、法学の学位のおかげで私の心は訓練され、毎日使う分析スキルが身につきましたが、弁護士として開業しませんでした。しかし、最も重要なことは、10 代(そして 20 代前半)のカリンに、ありのままの自分でいてほしいと言いたいということです。思春期の生活は大変ですが、自分自身に満足していないとさらに大変です。

AZ:自分に何かができると信じているかどうかに関係なく、あなたは正しいので、好きな事を選んでOKです。私はいつも先の見えない道に勇敢に挑戦し、新しい冒険をする傾向がありました。あなたには想像もできないほどの能力があります。

「自分はリーダーだ」と実感した具体的な瞬間を覚えていますか。

AZ:職場では、様々な先輩リーダーのリーダーシップ・スキルを目の当たりにし、キー・クラブとCKIで学んだことは非常に貴重であることに気づきました。効果的な会議を計画して運営する方法、他の人のアイデアに耳を傾ける方法、尊重する方法、異なる個性に対処する方法などを学びました。

KC:「私はリーダーだ」と実感した日を正確にお話しできます。2001 年 9 月 11 日のことでした。私は会社で約 1 年間マネージャーを務めていましたが、9/11 のテロ攻撃の際、ニューヨーク市から 1,500 マイル離れた場所におりました。そこで、「自分はリーダーであり、従業員に対して責任がある」と気づきました。私はショックを受けたスタッフ達に連絡を取り、肉体的にも精神的にも大丈夫であることを確認し、それから計画を立て、懐中電灯を購入し、私の小さなオフィスの準備が整っているかどうかを確認する作業に取り掛かりました。

今日のリーダーが成功するために必要な重要な特性は何だと思いますか。

KC:今日のリーダーにはビジョンと共感が必要です。将来を構想するには、組織の現在の状況を、保有する資産(金銭と人材の両方)だけでなく、強みや直面している課題の観点から正直に批判する必要があります。たとえば、キワニス青少年プログラムの場合、私達の最大の課題はコミュニケーションです。ビジョンがパートナーやプログラムとの実質的なつながりや関与を持つ組織である場合、コミュニケーションの問題に対処する必要があります。

より個人的な観点から見ると、人、その人の動機、不安がどこにあるのかを理解することは、課題に対処するのに役立ち、リーダーが率いる人々が前に進む道を進み易くすることができます。チームが目標を達成できていない場合、共感することでチームの立場に立ってその理由を評価することができます。

AZ:コミュニケーション、戦略的思考と計画、問題解決、積極的な傾聴、信頼、コラボレーション、勇気、集中力、柔軟性、学習、情熱、忍耐、強い人間関係の構築、倫理。

私は人が大好きですが、これは電気工学の理学士号を取得した人間として、非常に矛盾しているように思えます。実際、私は高校で人々を動機付けるものについて研究論文を書きました。リーダーになるということは、自分自身を理解することだけでなく、他の人があなたと一緒に働くことについてどう感じているかを理解することも重要だと思います。

サービス・リーダーシップ・プログラムのメンバーは、リーダーシップの役割に向けてどのように準備すれば良いですか。

AZ:SLP は、選挙に立候補したり、クラブ、委員会、さらにはプロジェクトを主導したりするなど、新しいスキルを試すのに最適な場所です。練習することでより完ぺきに近づくため、将来に備えて練習し準備する方法が多ければ多いほど良いでしょう。キー・リーダー、グローバル・リーダーシップ・サーティフィケート、Amplify などのリーダーシップ・ワークショップ、または大学を通じて提供されるリーダーシップ・ワークショップに参加してください。クラブの例会でチーム・ビルディング演習を円滑に進める役を申し出てください。何がうまくいき、何がうまくいかないのかを学び、その理由を考えてみましょう。

キー・リーダーなどのリーダーシップ・コースに参加し、本を読み、リーダーシップの役割で尊敬する人々(キワニス、学校、家族、コミュニティ)に自由形式の質問をしてください。彼らと一緒にオフィスに行ってみましょう。電話をかけましょう。

KC:若者がリーダーの役割に備えるためにできる最善のことは、自分達の約束を守ることだと私は信じています。役職や仕事を引き受ける前に、自分自身に正直になり、それに伴う内容を評価してください。自分を追い込むのは問題ありませんが、何かを優先するために 100% 取り組めていない場合は、他の人に機会を与えてください。プロジェクトにコミット(尽力)することと、プロジェクトを成功させることは異なることを覚えておいてください。時々、リーダーが自分の考えを無視して介入することがありますが、それは問題ありません。新しいスキルを学ぶ必要がある、または助けを求める必要があると感じる状況は、私達を成長させます。若いリーダーと一緒に働く人々は、トレーニングや支援を必要とするであろうと予測しています。私達が期待していないのは、物事がストレスになったり、職務が社会的機能と衝突したりした時に、若いリーダーが辞めることです。尽力できなくなれば、リーダーにも成長にもなりません。

2023 年から 2024 年にかけて、自分の立場で何を達成したいと考えていますか。

KC:私の奉仕年度の主な目標は、ますます厳しくなる予算の中、奉仕活動とプログラムを継続するという課題に対処していく中で、キワニス青少年プログラムのスタッフに適切なガバナンスを提供することです。難しい決断を下す必要がありますが、役員会がリソースや相談窓口となることを期待しています。さらに、会費への依存や年次総会費用を軽減するために、キー・クラブが外部資金源を追求することを奨励することが目標となります。

AZ:キワニス・ファミリーの糸を三つ編みのように結びつけることで、さらに大きな影響を与えることができます。キワニス子ども基金とキワニスの使命を推進します。クラブが単独で達成できる以上の成果を達成できるよう支援します。子ども基金の素晴らしい活動についてのコミュニケーションを強化し、増加させます。今後数年間、キワニス・ファミリーを支援するための意識と資金を高めるための強固な基盤を築きましょう。目立たないといけません。

(敬称略)