1 つのキワニスクラブが 3 つのリトル・フリー図書館を開設

キワニスのパートナーシップが識字率向上と学習を支援し、学生参加に貢献

米国バージニア州ウェーンズバロでは、ウェーンズバロ・キワニスクラブとリトル・フリー図書館のパートナーシップが 4 月 12 日に新たな高みに達しました。その日、2 つの組織は、3 つの異なる地元の学校でリトル・フリー図書館の開館を祝いました。

このプロジェクトをコミュニティの取り組みにした様々な組織の代表者がテープカット式に参加しました。クラブのメンバー (会長のマルシア・ガイガーを含む) に加えて、式典にはマザーズ建設チームの従業員とオン・ザ・ロード・コラボレーティブの社長と取締役 (地元の建設会社とキャリア検索プログラム) が参加しました。実践的な作業とメンタリングに不可欠な役割を果たしてくれました。

地元の教育関係者、グレーター・オーガスタ地域商工会議所、ウェーンズバロ市の学校の教育長、教育委員会の代表者も出席しました。

人々を結びつける
キワニスクラブは、国際キワニスのパートナーであるリトル・フリー図書館と共に、地域社会の様々な場所で本を利用できるようにしています。このパートナーシップのおかげで、クラブは識字率向上と教育というキワニスの活動を支援しながら、組織のリトル・フリー図書館の開設と運営を支援しています。

ウェーンズバロ・クラブは、このコンセプトをさらに一歩進めました。一度に 3 つの新しいリトル・フリー図書館を開設するだけでなく、このプロジェクトを利用して、コミュニティが奉仕活動と教育に深く関わることができるようにしました。

ウェーンズバロのケイト・コリンズ中学校の生徒達は、オン・ザ・ロード・コラボレーティブに登録し、放課後に 10 週間のキャリア探索に参加できます。ブライスと彼女の仲間のキワニスクラブ会員からの協力を得て、生徒達は毎週メイザース・コンストラクションの異なるチーム・メンバーから、デザイン、予算編成、安全性などについて学びました。

その後、このプロジェクトは、2 週間かけて行うリトル・フリー図書館の「構築」で最高潮に達しました。図書館は、ウィリアム・ペリー小学校、ケイト・コリンズ中学校、ウェーンズバロ高校にあります。

ウェーンズバロ・キワニスの会員であるジェシカ・ブライズがプロジェクトの先頭に立ちました。メイザース・コンストラクションの従業員であり、元教育者でもあった彼女は、主要な人々を結び付けるという独特な立場にありました。

「ジェシカがメイザースと共にこの取り組みを主導しなければ、このプロジェクトは実現しなかったでしょう」とクラブの仲間であり、キワニスキャピタル地区の副ガバナーであるサマンサ・ボッサーマンは言います。

ブライズにとって、それはコミュニティに奉仕する機会だったのですが、継続的に影響を与える方法で地元の学生をプロジェクトに参加させる方法でもありました。

「最後の製品が意味のあるものであることを確認したかったのです」とブライズは言います。「生徒達が実際に目にすることができて、誇りに思うことができるものを残したかったのです。」

教育と建設
ウェーンズバロ・キワニスクラブと、最近開設した3 つリトル・フリー図書館は非常に良好で生産的な関係です。2018 年、クラブは以前に 5 つのリトル・フリー図書館を設置しました。

実際、識字能力は「クラブが長年、重要視していました」とブライズは言います。例えば、会員は子ども達が本を選んで夏休みに家に持ち帰るための資金を集めました。しかし、リトル・フリー図書館は、クラブのサポートを新しいレベルに押し上げました。

クラブ役員の 1 人であるボッサーマンは、クラブと組織との関わりにおいて原動力となりました。最近は、メンターシップ、建設、そして管理において、メイザース・コンストラクションの従業員とキワニスクラブの会員を巻き込み、さらに3つのリトル・フリー図書館を追加するこの機会を魅力的なものにしました。

「役員会の議題にしましたが、直ぐに納得してもらえました」と彼女は言います。

メイザース・コンストラクションは、以前はクラブ・イベントのスポンサーでしたが、このレベルのパートナーになっていただいたのは初めてでした。

「『絶妙なタイミング』でした」とボッサーマンは言います。「ニーズがあり、まとめ役のジェシカがいました。」

幸いなことに、ブライスにはインスピレーションを受け取る準備ができていました。

「こんな機会はなかなか自然にやって来ません」と彼女は言います。「仕事をしている時でも、『どうのように奉仕できるか、何ができるか』と、いつでも自問することができます。」

特別な機会
もちろん、奉仕活動はテープカットで終わりではありません。ウェーンズバロ・クラブは、ウェーンズバロ高校キー・クラブと協力して、リトル・フリー図書館の維持管理と在庫管理を行っています。しかし、在庫を維持することは、彼らの管理の一部にすぎません。大人の読者向けの本を含めることに加えて(「全年代が来る可能性があります」とブライズは言います)、表現の多様性も要因です。

「子ども達が本の中に、自分自身を見ることができるようにすることも、これらのプロジェクトの一部です」とブライズは言います。「多様な本が、常に多く流通しているわけではないので、常に手に入れるための資金を持つことは重要です。」

ブライズ、ボッサーマン、そして仲間のキワニアンにとって、本へのアクセス、およびその継続的なアクセスをもって、リトル・フリー図書館とのパートナーシップは特別なものになります。

「いつでも子ども達に本を与えることができます」とブライズは言います。(敬称略)