洗濯と識字能力

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フィラデルフィアのキワニアンは、無料読書プログラムを囚われた聴衆に向けて提供しています。囚われた聴衆とは、コインランドリーにいる子ども達の事です。

文:ニコラス・ドレイク写真:サラ・プレオ

クルクルとスピンします。洗濯する。すすぐ。乾燥する。たたむ。子ども達にとって、洗濯は全てのものから楽しさを漂泊してしまいます。しかし、楽しくする方法があるはずです。

本!本が解決方法になるでしょうか。

「子ども達は本当にうれしそうです」と、ペンシルベニア州サウス・フィラデルフィア・キワニスクラブの元会長のグレッチャン・ドゥルゴレツキは言います。

彼女は、クラブ・プロジェクトで、コインランドリーの端っこに子どもに朗読してあげるための読書コーナーを設置したことについて話しています。この活動は、子ども達が教育、仕事、人生において成功するように手助けをするアメリカ委員会の1つである、ReadyNation(レディネイション)の後援を受けています。

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この委員会は、国際キワニスの2017年~2018年の子ども最優先委員会と協働し、コインランドリー協会のキャンペーンである「洗濯の時間はお話の時間」を広く世間にアピールしました。レディネイションからの資金により、マット、本棚と本がサウス・フィラデルフィアのプログラムに提供されました。

「3歳から12歳の子ども達とすべての年齢の保護者が、これにより恩恵を受けました。」と、ドゥルゴレツキは言います。「古本を図書館や学校から集めます。また、キワニスのパートナーシップにより、頼めばスコラスティックが本を提供してくれます。」

このプロジェクトは、設立2年の若いクラブの絆を強く育ててくれています。

「このプロジェクトにより、確実に結束が固くなりました」と、ドゥルゴレツキは言います。「また、プロジェクトは非クラブ会員の当クラブに参加したいという気持ちを促してくれているようです。」(敬称略)