繋がりがカギ

コロナ禍の中でも、継続してコミュニティを支援する方法を見出したクラブや絶やさず連絡をとることが同様に重要だと学んだクラブもあります。

新型コロナウイルスが世界的に蔓延する中、キワニスクラブは、革新的な方法で連絡を絶やさず、コミュニティに奉仕しする方法を見出し、資金調達をする方法までも考え出したクラブもあります。

ノースカロライナ州のツインシティ・キワニスクラブは、毎年恒例のパンケーキ・ジャンボリーから資金を調達することができませんでした。クラブは、パンケーキ資金調達活動からの収入の穴埋めに連邦資金を求め、同時にウィンストン・セーレム市に前述資金活動の売上に値する4万米ドルの援助を求めました。収益金は、20以上の地元ユース・プログラムとベトナムのプログラムに通常振り分けられています。

キャンセルされたパンケーキ・イベントが開催される予定だった日でも、会員は楽しむことを忘れませんでした。「パンケーキ・デイ2021はトースト(ダメ)になっちゃいました」というキャンペーンを開催しました。さらにクラブのフェイスブック・ページや地元の企業やクラブ会員からも寄付を求めました。

野外イベントを開催し子ども達に奉仕し、継続的にオンラインで顔を合わしているクラブもあります。

ニューヨーク州ホランド・キワニスクラブには、昨年10名の新会員の入会がありました。会員は毎週オンライン・ミーティングを開催し、安全が確保されれば直接顔を合わしてのミーティングを取り入れるハイブリッド式にミーティングを変更しました。ラッフルなど新しい資金調達活動が奉仕プロジェクトと共に行われました。

コロナ禍の中で、ペンシルベニア州のクラブは子ども達のための野外イベントを開催する方法を学び、フィリピンのクラブは血液疾患を持つ子ども達を訪問したり、遠隔地に救急箱や食料を配布したりしました。