スキルを次のレベルに引き上げるための 6 つのヒントをご紹介します。
文:エリン・チャンドラー
キワニスの指導的地位を目指してステップアップすることは、あなたが思っているほど難しくありません。クラブや地区、あるいは国際レベルでの役割を考えている場合でも役立つヒントをいくつかまとめました。これには、長年にわたってキワニスマガジンに掲載してきた2人の専門家のアドバイスも含まれています。その二人とは、国際キワニス専務理事スタン・ソーダストロムと次期専務理事に指名されたポール・パラッツォロです。
1. あなたのリーダーシップの強みと目標を評価します。
「多くのキワニアンは、これまで培ってきたリーダーシップの資質を活かし、すでに自分に合った役割を果たしています。そして彼らの多くは、これまで正式な役職に就いたことがなくても、役割を果たしています。」 — スタン・ソーダストロム
リーダーになるには様々な方法があります。自分がどのようなリーダーになりたいかを探るには、他の人を模範として見ると良い場合があります。自分の内側を見つめることも大切です。あなたは何に対して情熱を傾けていますか。あなたの行動の動機は何ですか。あなたのスキルのうち、リーダーシップに役立つものは何ですか。これまでにリーダーシップの役割を果たした経験がある必要はありません。みんな、必ず始めがあります!おそらくあなたは、子育てから忍耐力を、仕事から組織力を、あるいは趣味から諦めない心を学んだのではないでしょうか。これらのスキルがキワニスにとってどのように役立つかを考えてみましょう。
2. キワニス年次総会に参加し、ニュースレターを読み、ブログをチェックしてください。
「(総会は)精神とアイデアを得る場所です。」 — ポール・パラッソォロ
キワニス地区年次総会や国際年次総会では、より多くのリーダーシップの模範に出会い、専門家から話を聞き、効果的なプロジェクトについて仲間のキワニアンと話す機会が得られます。セッション、会話、活気に満ちた雰囲気の合間に、クラブに関する様々な角度の新しいアイデアが浮かんでくるでしょう。
kiwanis.orgのブログ、国際キワニス最新情報ニュースレター、キワニスのソーシャルメディアからもインスピレーションを得ることができます。このブログには、人々の生活に大きな変化をもたらしているクラブのストーリーが含まれています。最新情報では、これらのストーリーのハイライトを毎月メールの受信箱に直接配信します。また、Facebook、Instagram、X (旧 Twitter) のキワニス・アカウントでは、ニュースになったクラブのプロジェクトのストーリーを共有しています。あなたのクラブに最適なプロジェクトがふと見つかるかもしれません。
3. 自分のコミュニティについて知りましょう。
「古い取り組みを排除し、もう少し関係のあることで新しいことをする必要がありました。それはキワニスの世界におけるキーワードです。あなたの奉仕活動は、あなたのコミュニティに関係している必要があります。— ポール・パラッソォロ
奉仕リーダーになるということは、自分のスキルをコミュニティにとって最も有益な方法で活用することを意味します。あなたのクラブには進行中のプロジェクトや新しいプロジェクトのアイデアがたくさんあるかもしれませんが、あなたが奉仕を提供している人々は実際に何を必要としているのでしょうか。そのニーズは時間の経過とともに変化しましたか。彼らに話して確かめてみましょう!
コミュニティのリーダーと知り合いになることで、プロジェクトをより影響力のあるものにするパートナーシップへの扉も開かれます。リーダーになるための優れた方法は、クラブの可能性を高めるスキルやリソースを持つ人々とネットワークを築くことです。
4. クラブの仲間と知り合いましょう。
「リーダーシップとは、自分自身の資質だけでなく、周囲の人々も重要です。国際キワニスでは、それが組織内でリーダーとなる会員にとって最も重要な側面の一つです。」 — スタン・ソーダストロム
リーダーシップとは、すべてを自分で行うことではありません。リーダーは、知識、専門知識、リソースのギャップを埋めることができる才能あるチームで自分の周りを囲んでいます。あなたの周りのキワニアンの長所を知り、サポートチームの構築に取り組みましょう。
クラブのことを知ることで、キワニスでの楽しみや親睦も深まります。永遠の友情を築くこともできるかもしれません。
5. コミュニケーションスキルを磨きましょう。
「あなたのクラブの調子が良くても悪くても、あなたのアイデアがクラブの方向を変えることができるかもしれないので、思い切りやりましょう。キワニスはリーダーのビジョンを追い求める工程で、リーダーを助けるクラブの集合体として存在しています。— ポール・パラッソォロ
あなたがプロジェクトのアイデアやクラブの将来のビジョンを持っていても、他のメンバーにインスピレーションを与える方法でメッセージを伝えなければ、何も生まれません。受け手の情熱や興味に訴えることができれば、その人達の行動を促せる可能性が高くなります。
そして、コミュニケーションは双方向で行われることを忘れないでください。話すことと同じくらい聞くことも重要です。他の人の懸念やアイデアは、あなたの元々のビジョンを洗練し、改善するのに役立つかもしれません。
6. 未来に目を向けましょう。
「リーダーの定義は常に変化しています。困難は予期せぬもの、あるいは前例のないものであるかもしれませんが、それらに立ち向かうのは柔軟なリーダーです。」 — スタン・ソーダストロム
キワニスのリーダーシップのはしごを登る際には、コミュニティ、クラブ、地区のニーズの変化に応じて目標やプロジェクトを調整できるように準備してください。そして、他の人のメンターやリーダーシップの模範となることで、次世代に学んだことを伝えてください。リーダーシップの重要な部分とは、後続する世代がはしごを登れるように支援することです。
(敬称略)