2020年レガシー・オブ・プレイ(遊びの遺産)コンテストの最優秀受賞おめでとうございます!
ミネソタ州ワージントンに、人口13,000人のコミュニティがあります。そこにあるたった1つの遊び場。そこに住む子ども達は何でもそろっている遊び場を手に入れることになりました。
あるクラブの遊び場プロジェクトが、国際キワニスとランドスケープ・ストラクチャーのスポンサーにより開催された今回の第7回レガシー・オブ・プレイ(遊びの遺産)コンテストの最優秀賞を受賞しました。今回の受賞クラブ、ワージントンのアーリーライザーズ・キワニスクラブには、25,000米ドル分の遊具が授与されます。
「本当に? 冗談でしょう?」 ロリーナ・ルエットジャーズは、受賞の知らせを聞いた時、そう叫びました。彼女はワージントンのアーリーライザーズ・キワニスクラブの会員です。彼女は手をたたき、両こぶしを高く掲げました。「ありがとうございます!泣きそうです。」
クラブはプロジェクトのため、コミュニティからサポートしてもらいました。子どもの頃ポリオを患い、外で遊ぶ子ども達を見ることしかできずさみしい思いをしていた地元の男性も資金援助をしてくれました。クラブのコンテストへの申請書には、住民の会社のトラック運送会社の設備を使用して、無料で遊具を運ぶということも記載されていました。
さらに、ワージントン市公園部、商工会議所、プレーリー・リハビリ(センター)からもサポートをしてもらいました。2021年10月24日のキワニス・ワンデーに、完成を予定しています。クラブは来年の4月1日に工事に着手する予定です。ちょうど、市が新しいトイレ施設の工事を行うのでその時に一緒に工事に取り掛かります。
アンドリュー・スローンは、昨年のレガシー・オブ・プレイ・コンテストの最優秀賞を受賞したクラブ(ウィスコンシン州バロン)の会員で、今年は審査員を務めました。「このクラブのビジョンは最もはっきりとしていました」と、ワージントンのプロジェクトについて言っています。
遊具は国際キワニスのパートナーであるランドスケープ・ストラクチャーが提供します。この2つの組織がレガシー・オブ・プレイを7年間後援してきました。キワニスクラブは、資金調達活動、工事、メンテナンスの計画を完璧に仕上げて、遊具の必要性をアピールします。受賞クラブに毎年遊具を授与してきたのもこの2つの組織です。
レガシー・オブ・プレイ・コンテストは、2013年に始まりました。コミュニティに遊びと遊び場を提供し、未来の子ども達にも遊びの遺産を残すことを目的にしています。国際キワニスは、国際的な組織です。そのクラブ会員は世界の子ども達に奉仕することに尽力しています。国際キワニス事務局の所在地は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリスです。
(敬称略)