イメージのアート作品

なんて素晴らしい!子ども達のイメージだけで作られた奇跡の芸術作品。

文:ジャック・ブロックリー

小学2年生の前に白いキャンバスを置きます。どうなるでしょうか。

アーティストのラルフ・ロールは、子どもについて次のようなことを学びました。家に四角い窓があり、屋根には線が入っていて、犬と猫に丸い目があるような伝統的なアート・トレーニングを子ども達は受けたがりません。ですので、ロールが子ども達に抽象芸術を教える時は、子ども達が親しみを持っているものとそうでないものを判別する必要があります。

オーストリア共和国のヴォルフスベルク・キワニスクラブが有名な宝石デザイナーで風刺画家である彼に8歳の子ども達にワークショップでアートを教えてほしいと頼んだ時、彼は自身のルールを説明しました。それは「ルールはなし」ということです。

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「まず、私自身の個人的なアプローチを説明します。」と、ロールは言います。「自発的かつ直感的に絵の具を使って絵を描くことというのは、イメージを考えるのではなく、湧いてくるままにイメージをとらえること。正すことではなく、調整をすることです。」

子ども達はこのオープンな接し方には積極的に応えてくれます。子ども達のスタイルを、kritzi-kratzi(殴り描き-走り描き)とい呼ぶことに賛同してくれています。

「私は子ども達に描く題材を提供することは避けています。」と、ロールは言います。「白紙のキャンバスは子ども達に対する挑戦状です。さらに、事前にテクニックについての話をすることはしないようにしています。私の経験上、子ども達は自分でテクニックを見出し、様々な表現をします。」

子ども達は実際に自分でテクニックを見いだして、表現をしました。

「彼らの作品はすべてのテクニックの塊です。」と、ロールは、子ども達の絵画について話します。「自然なカラー・エクスプロージョンを使ったり、グラフィック要素も繊細なもの、強烈なものを使い穏やかに表面を調整したり、多様なジェスチャー・ブラシ・ストロークやフィンガー・ペインティングを使ったりと様々です。ジャクソン・ポロックのようにドリップ・ペインティングのテクニックを使った作品もあります。子ども達は幸福感に浸り、同時に全ての色を使って、マーク・ロスコのような作品を作りました。

キワニスクラブと子ども達は40作品のほぼすべてを販売し、寄付することができました。オークション用に4作品が選ばれました。

「プロジェクトはまだ終わっていません」と、ヴォルフスベルク・キワニスクラブの会長であるピーター・テリアンは言います。「合計で約€5,000になる予定です。」(敬称略)

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