フランスのキワニスクラブは笑うことの素晴らしさを発見しました。
ディナン=ペイ·ド·ランス·キワニスクラブはこの19年間、フランスのディナンにあるランス川で行う船上槍試合ですでに有名でした。このイベントは夏に無料で行われ、喜びで沸いている6,000人の見物客が集まり、近辺の町や村から参加しているコスチュームをまとった20チーム以上の戦いを楽しみます。各チームは自分のチームの試合者が最後にボートから水に落ちるまで戦います。入賞商品は、市政機関にチーム寄贈として寄付されます。全収益金は、コミュニティ·センターへ寄付されます。
毎年の成功経験をもとに、ディナン·クラブの会員は、資金調達活動をさらに拡大したいと考えていました。
「プロジェクトはクラブをまとめる糊のようなものです。」とクラブ会長のジャン=イヴ·ヴァイヨンは、言います。「私達は、1つのことに全てをかけることは決してしませんので、船上槍試合だけに頼ることはありません。ですので、他のプロジェクトもやりながら、コメディ·フェスティバル、『Din’en rire』の計画を決定しました。
この1日のフェスティバルは、新人コメディアンからベテランまで参加します。4年目に入ったこのフェスティバルは、優美なジャコバン劇場で行われました。市役所は夏の船上槍試合イベントだけでなく、地元ビジネスが得る利益に対して、感謝の意を表してくれています。クラブは、地元ビジネスのおかげで、劇場を無料で使用できています。2022年11月、フェスティバルは8人の新進気鋭のコメディアン(女性4名、男性4名)で幕が開きました。この8人から投票で、フランスで有名なコメディアンのレジス·マイヨも出演する夕方のショーのオープニングを飾るコメディアンが選ばれました。
このフェスティバルの名前である、「Din’en rire」は、言葉遊びで、街の名前のディナンと笑うという単語の「en rire」を掛け合わせています。
イベントの終わりに、クラブは、3つの団体へフェスティバルからの収益金を寄付しました。以下、その団体を紹介します。「Din’handisport」:様々な障がいを持つ子どものスポーツクラブで、遠征のための費用を補います。「Handichien」:安らぎや援助の必要な人のための支援犬を訓練する団体です。「ZBTB 18 Tous Ensemble」:稀な遺伝子疾患で苦しんでいる子ども達を支援する団体です。
全てのショーが終わった後、受賞者とキワニアンはコメディアンと一緒になり、子どもを支援し、クラブ会員をまとめる次回のイベントについて話し合いました。(敬称略)